SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。17のゴール・169のターゲットから構成されるSDGsは,包括的で持続可能な社会の構築を目指しています。貧困や飢餓、気候変動や環境問題、経済的不平等やイノベーションからジェンダーに至るまで、様々な課題が網羅されています。人間の豊かさを追求しながら地球環境を守り、2030年までに達成することを目標としています。
日本の住環境は破壊と創造を繰り返す、ビジネス投資の都市開発が推し進められて来ました。古い町並みは簡単に取り壊され、次々と建てられたビルやマンションは、近年居住者を無くし空室の増加が報告されています。また老朽化した空き家の存在が各地で問題となり、地域コミュニティーの崩壊も起こり始めています。日本の住環境は危機的状況にあるのです。